脳脊髄液減少症

脳脊髄液とは、脳と脊髄はつながっています。

脳と脊髄は膜に覆われており硬膜と言います。

その硬膜の内側を脳脊髄液腔と呼びます。そこに脳脊髄液が存在します。

そして脳脊髄液という液体の中に脳と脊髄が浮かんでいます。

ところが、脳脊髄腔に,『交通事故、スポーツ外傷、頭をぶつける』などで

急激に首などに外力がかかることによって脳脊髄腔から脳脊髄液が漏出し

脳脊髄液が減少します。

脳脊髄腔内の髄液圧力が低下することを脳脊髄液減少症といいます。

脳脊髄液が漏れてしまうと、脳と脊髄を浮かせておくための脳脊髄液が

減って足りなくなってしまい、腔内の圧力が低下します。

脳脊髄腔内の圧力が低下した場合,脳組織が脊髄に向かい沈下することに

よって、頭痛などの症状が発現します。

症状は頭痛に限らず、頚部痛、めまい、機能障害、倦怠感、吐き気、耳鳴り、

嘔吐、手のしびれなどが認められています。

広島市 あさひ整骨院|むち打ち症との鑑別

脳脊髄液減少症と似た症状に『むち打ち症』があります。

むち打ち症と診断された人の中にも脳脊髄液減少症の方が

含まれていることがあります。

起き上がると頭痛がする『起立性頭痛』を訴えて受診する人も、

少数は脳脊髄液減少症と思われます。

他にも脳脊髄液減少症と似た症状に、

『頚椎捻挫型』

頚椎の関与している筋肉や靭帯、軟部組織、関節に損傷を有する型で

最も多くみられ首の運動時痛が主な症状です。

『神経根症状型』

脊髄から出ている感覚神経や運動神経の枝を神経根といい、

その神経根が圧迫される型です。骨の変形や椎間板ヘルニアによって

起こることがあります。

『バレ・リユウー症状型』

外力の衝撃が強く自律神経まで達し、傷つけてしまう型です。

脳脊髄液減少症のように頭痛やめまい、吐き気などが起こります。

広島市 あさひ整骨院|脳脊髄液減少症の治療法

病院等ではブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入法)とは、

無菌的に採取した本人の静脈血を、硬膜外腔の髄液が漏れている周辺に

血液を注入し、血液が凝固する性質を利用して漏れを塞ぐという治療法で、

有効な治療法の一つと言われています。

なかなか症状が改善されずお悩みの方は専門の病院に、

一度受診されることがオススメです。

交通事故による首の症状には様々な種類があります。

まずは病院や整形外科などの医療機関に受診すること、

そして事故に遭われてから数週間は症状がなくても油断は禁物です。

痛み、症状などでお悩みの際は当院までご相談ください。

0822553515