頭痛・めまい・吐き気
交通事故の被害にあわれた後、吐き気に悩まされている方も多いのではないでしょうか?
特に、その場では何ともなかったのに、後から頭痛やめまいとともに、
吐き気に悩まされる方も多いようです。
車同士の追突事故やバイク事故、自転車と車の接触事故などの場合、
その場では特に怪我などの症状が見られないことがあります。
しかし、後から頭痛やめまい、吐き気などの症状が出ることがあるというのです。
その原因の多くは、むちうちであることが考えられるそうですが、時には重症を
負っているケースもあるかもしれないのです…。
広島市 あさひ整骨院|吐き気の原因
交通事故にあい、数日後に首の痛みと共に吐き気が現れた場合、
むちうちの可能性が考えられます。
むちうちの病院での診断名は、頚部捻挫や頚部挫傷、
外傷性頚部症候群などとなります。
交通事故で後ろから追突されて、頭が強制的に前に振られてしまったとします。
この時に首の筋肉は伸張しますが、頭がこれ以上前にいかないように
首の筋肉が頭部を引き戻そうとする力も働きます。
その流れが首周辺の筋肉に大きな負担となり、むちうちの症状が
現れることとなります。
広島市 あさひ整骨院|頚性神経筋症候群
交通事故により、第1頸椎~第5頚椎から出ている副交感神経の働きが
阻害された場合、頚性神経筋症候群となってしまいます。
具体的な症状としては、頭痛、めまい、吐き気などの他に、
イライラ感やうつのような症状が現れる方もいらっしゃるようです。
広島市 あさひ整骨院|バレ・リュー症候群
交通事故による衝撃で、首側面にある交感神経が圧迫されたり、
引き伸ばされたりした場合、バレ・リュー症候群となってしまいます。
具体的な症状としては、自律神経失調症と似て、不眠、倦怠感、疲労感、
脱力感などのほかに、発熱、食欲不振、吐き気、下痢、肩こり、頭痛、
腰痛、しびれなどの症状も見られるそうです。
むちうちで吐き気や頭痛の症状が現れるのは、全体の15~30%に
及ぶと言われています。ただし、適切な治療を受ければ、約40%程度の方は
1ヶ月以内で症状の改善が見られているそうです。
脳や脊髄にも損傷が及んでいる危険性もありますので、症状が現れた場合には、
すぐに医療機関を受診するようにしてください。